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◎話題の泉◎13-03-14発信

■徳川ミュージアムの集いに参加して

 


▼平成25年2月16日、東京千代田区の霞会館(旧華族会館)で、第4回徳川ミュージアムの集いが開催された。
 水戸徳川家15代ご当主で、公益財団法人徳川ミュージアム理事長徳川斉正様よりご挨拶があり、東日本大震災で被害を受けた茨城県指定史跡西山荘及び国指定史跡水戸徳川家瑞龍山墓所の復旧工事作業の活動状況報告があり、復興支援協力者(復旧工事及び大口寄付支援者)への感謝状贈呈式のあと、研究事業報告が館長の徳川眞木様(理事長夫人)より行われた。台湾の文化財研究者との共同調査の結果、博物館には、テレビドラマ「水戸黄門」で登場する、お馴染の「葵紋金蒔絵印籠」より数段価値のある高価な文化財が存在することが判明したとの報告があった。そのあと数名の研究員からも徳川ミュージアムの文化財調査報告があった。そのお一人から文化財の分析調査に、兵庫県に設置されている、放射光装置スプリング8を使用して研究していると聞き驚いた。かつて筆者が政府委員をしていた頃、委員のお一人が、この装置の研究開発に関与していたからである。歴史研究にも愈々ハイテク装置が登場する時代になったことを知ったのである。筆者はこのハイテク装置を駆使する博物館研究員に興味をもった。そこで廊下で歴史談義をさせて頂いた。彼女は某有名政治家のお孫さんであった。その歴史談義とは、「何故家康公は日光に祀られているのか」であった。放射光論議から雷の話となり、日光東照宮の話となった。以前筆者は横浜歴史研究会の会報にこれを書いたことがある。会場ではスペシャルトークショウが行われ、2012年秋に角川書店から冲方(うぶかた)丁(とう)著『光圀伝』(第3回山田風太郎賞受賞)が発売され、今回この編集を担当された足立雄一氏と鈴木敦子氏の苦労話が披露された。作家の冲方丁氏はスケジュールの都合で欠席されたビデオ出演であった。今回は主賓として、徳川宗家と紀州徳川家が参加されご挨拶があった。(完)
◆レポート=堀江洋之(本部運営委員・水戸の会会長・横浜歴史研究会副会長)

     

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