●歴史研究会から学んだ「私の歴史研究」(第3回)◆茨城県 西城 直臣*2017-09-04

前回は、私の研究目標と心得を述べました。
それを踏まえて、まとめと次世代への願いを込めたメッセージです。

「歴史の学び方、まとめ方」と「次世代への期待」

ここまで私が学んだ、真実を追究する「歴史研究」は、

@ズームレンズのように、俯瞰したり、拡大したりする眼で、客観的、多角的に考察する「大局観」が必要であること。

A郷土(地方)史研究は、多くの「点(家系・地域)」の部分を「線(関係、関わり)」で結び、「面(郷土・地方)」に広げる終わりのない作業であること

であると思います。すると、史実、事実(知識)から、仮説を立てると、真実が見えてくることが多々ありました。

これまでの「郷土史研究」では、知識、史資料の紹介、知識、伝聞を引用、集大成した文献(史実書)はたくさんありました。

その割に、「なぜ?」という視点で、体系的、論理的に、背景、要因から真実を追究した研究成果が意外に少ないように思いました。

50年前に学んだ大学では、一般教養課程(入門・総論)と専門課程(概論・各論)に分かれていました。

受講目的は、@興味、趣味と基礎教養、A本格的な歴史研究、B職業選択のための資格取得(多くは教師や公務員)でしたが、A「歴史研究」を職業とする同輩は、きわめて少数でした。

この状態が、今日まで続き、私の郷土の歴史研究が、進んでいない要因だと思いました。

これからも心身の健康状態が良好である限り研究をしていきますが、今後、次代を担う若い方々の中から、専門家が輩出することを期待して欲しい思いで綴ってみました。

以上、このレポートは、歴史研究会、月刊誌「歴史研究」で学んだことをまとめました。

次のシリーズでは、歴史サークル入会の知識や講座、講演聴講体験をまとめてみたいと思います。
                              完

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