●月刊「歴史研究」を読んで(第2回)◆東京都 小橋 貴彦*2017-10-15

(連載)「ぶらり『観光と歴史』の旅(高橋倭子著)」

会員の高橋倭子さんが10年間、国内の「歴史の観光名所」を巡って100ヵ所を紹介した単行本が刊行されました。

ぶらり

訪問先毎に2ページに簡潔にまとめられ、歴史好きの観光旅行のガイドに相応しい本です。

何よりも驚くのは、75歳から始めて今日まで欠かすことなく続けられたこと。そして、86歳になった現在も矍鑠(かくしゃく)として、歴史研究会の会員として存在感を示されていることです。

旅行は、この年代の多くの方々が楽しんでいるが、毎月2000字余りの原稿を書き綴けるのは、編集部からの締切りのプレッシャーもあり、ご苦労も多かったことと思います。

なぜ、10年間も続けられたのでしょうか?

まだ、ご本人の話を聞いていませんが、私なりにまとめてみました。 「『心身の健康』を維持してきたことが要因でもあり、結果である」ことに尽きると思います。

「体の健康と心の健康」、具体的には、「歩くこと、交流すること、考えること、書くこと」すなわち、向学心と好奇心を持ち続けることであると思います。

高橋さんは、「歴史研究」という手段を用いて、これを実践されてきたのでしょう。

伊能忠敬は、人生50年と言われた江戸時代、50代半ばになってから日本全国を巡り、日本地図を完成させました。

今は、日本の平均寿命は80歳を超え、健康寿命も70歳を超え、生命は維持できても、健康維持ができない時代です。

高橋さんには、歴史研究会の模範会員として「健康維持」(歩き、交友し、考え、書く)」の活動を続け、今後も、月刊「歴史研究」に登場していただきたいし、私は、そのうしろ姿を追いかけたいと思います。

この本は、店頭及び、歴史研究会サービスセンターで求めることができます。

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